ドラマの改編期なんでアマプラで映画を少し見てた。
PERFECT DAYSは、おすすめに上がってくるので少し前に見始めたんですが、最初の方は役所さんが淡々と生活しているだけで、なんかよくわからないんで飽きて放置してた。
が、YouTubeショートの「見たら人生変わる映画〇選」だか何だかに入ってたんで、また気になりだして続きを見た。
んで、最後まで見たのだが…
何が言いたいのかが全くわからなかった😓
わからないときは他の人のレビューを見よう…ってことで、いろんなblogとか見てたら、やっぱり意味がわからないという意見が多く、でも、わからないからこそそれぞれの考察がバラバラで面白かった。
気になった意見は
・この主人公は過去に刑務所で服役してたのでは?
・質素に暮らしているようだがなぜ毎日外食なのだろうか?自炊すればいいのに
・ニコは実は自分の娘で、妹(麻生祐未)は実は元妻なのでは?
あたりです。
刑務所上がり説は、実は私も頭をよぎったのですが、いや違うわ…『すばらしき世界』の役所さんと混同してるだけだわ…と気づいたw
毎日布団を上げ下げしてる生活が刑務所生活を匂わせるってコメントだったんですが、私的には、布団生活の人が毎日上げ下げするのは当然だし、ベッド派じゃなくて布団派なんだろうなーくらいな感想です。
毎日外食…については、単にキッチンの無いアパートだから外食してるんだろうな~と思いました。
それと、何かがあって人と接することの少ない仕事を選んだのかもしれないけど(それは私かw)、でも、やはり人との触れ合いが欲しくて外食してるのかもって感じた。
自分がそうだからわかるけど、一人で掃除する仕事をして家帰って自炊して…という生活は、ほんっと人との触れ合いがないですからね。
私は別にそれでもいいんだけど。
そう考えると、この主人公は、無口で一人が好きっぽく見えるけど、本質的には人間のことが好きなんだろうなーと思う。人間不信とかではないんだろうなと。
次の、妹というのが実は元妻でニコは実の娘なのでは…って点ですが、誰かの考察だと別れ際に妹(麻生祐未)とハグするんですが、実の妹とハグなんかするのか!?ってのが元妻説になったようです。
これはね、私は、上流階級だからなんじゃねーかと思いました。
麻生祐未が運転手付きの高級車で現れたことと、「お父さん昔みたいじゃないから会いに行ってやって」というセリフから、この家庭はかなりのハイクラスなんだろうと簡単に予想できる。
ハイクラスなご家庭って、なんか、海外の人のマネするっつーか、そういうのない?
だから兄妹でもハグとかするんだろうなーと思ったんです。
私が一番気になったのは、麻生祐未が役所に向かって「本当にトイレ掃除してるんだ」とかっていうとこ。
そして、ここから私の考察というか、妄想になりますが・・・
ここの家庭はすんごい金持ち家庭。デカイ会社の社長とかね。
妹(麻生)はニコが小さいうちに離婚をして、ニコを連れて出戻ってきている。
役所はニコの父親代わりみたいになって、ニコのことを可愛がってた。
父親は、息子(役所)に跡を継がせたいのに、息子は父親に反発している。
会社は継がずに家を出て一人で生活していく…と言い張る息子に父が
「まともに働いたこともないくせに。一人じゃ何もできないくせに」
みたいなことを言い、息子は
「なんだってやろうと思えばできるよ」
とか言って、ここで
「公園のトイレ掃除とかでもできるのか?お前には無理だろー」
ってなって
「やってやるさ」
という流れw
もちろん、家を出るにあたって父親は何の援助もしないので、働いたことのない息子は貯金も何もなく、安いアパートしか借りられなかった。
んで、妹は兄ちゃんの代わりに会社を継ぐことになる。
シングルでニコを育てながら会社のことも家のこともやってきた妹に対して兄は、自分の勝手ですべてを押し付けることになってしまったことを申し訳ないと思っている。
別れ際のハグはその「すまなかった」の意味&海外かぶれwww
ふぅ…
やはり三流物語ですかね、私の妄想は。
ああ、あと、もしかしたら息子はお母さん子なんだけど、間接的に父親のせいで母親が早くに亡くなったとかがあって、それで息子は父を許せないでいる…とか。
ありがちだな。そしてやっぱり三流だ。
この映画、そもそもがThe Tokyo ToiletプロジェクトのCMみたいなもんで、だから内容は適当だったんじゃないか?みたいな話も見たような気がする。
しかし、役所さんはこの映画でカンヌ主演男優賞を受賞されたんですね。
日本人のカンヌ主演男優賞は二人目。
一人目は、あの柳楽優弥くんですよね~。
そう考えるとやっぱ柳楽優弥くんは、この受賞後けっこう大変だったろうね。プレッシャーとか。
話がそれてしまった。
なんかダラダラ書いてしまいましたが、よかったらPERFECT DAYSご覧あれ。
そして考察してみてくださいな。
画像:Amazon



