腑に落ちた話

 今日2回目の投稿。


TVerで『問題のあるレストラン』をやってる。

少し前にもやってて、その時も見てたけどまた見てる。

大好きなドラマなので何回でも見てしまう。


ここ以降、ネタバレ含みます。

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ドラマの中で傘泥棒の話が出てくるんです。


シンフォニックでたま子と川奈さんもいたかな…がガチャガチャやったときに、門司君が厨房にいたことをあとで知り、

「なんで知ってて出てこなかったの?」

みたいなことを聞くと、門司君が

「だって俺には関係ないじゃん」

とか言う。


そこで、たま子が傘泥棒の話を。


お客さんの1人が誰かの傘をさして帰っちゃったとする。

その傘の持ち主が、自分の傘がなくなってるので別の人の傘をさして帰ってしまう。

その傘の持ち主も誰かのをさして帰ったとする。

すると、最後のお客さんは傘がないのでずぶ濡れで変える羽目になる。


悪いのは最初の傘泥棒なんだけど、でも、次に傘を盗んだ人もその次に盗んだ人も、それぞれ自分の傘が盗まれてた被害者だけど、でも別の傘を盗んだ加害者でもあるよね。

最後の人が濡れて帰ることになったのは、2番目の人にも3番目の人にも責任あるんだよね。

っていう感じの話。

------------------------ ネタバレ終わり


すごーく前に見た時は、意味が全然わからなかった。


でも、今回見た時は

「ああ、そういうことか」

って腑に落ちた。


自分の経験に当てはまったからだ。


一昨年、20年勤めた会社を辞めることになったとき、他県の関連会社へ転職する話も出ていた。

持ち家に住んでるので、その会社で無料で寮を使わせてくれるという話だった。

それなら家はそのままで、ローン払いながら寮生活ができるだろう…と。

でも、猫もいるし、といってこの年で再就職は難しい。

コロナ禍だったこともあり、その関連会社を蹴ったらかなり厳しい状態になるだろうと思われた。


実はその時お付き合いしている人がいて、その人に相談したところ「俺が養うよ」みたいなことを言われたわけです。

他県には行ってほしくないから…と。

それで、安心して関連会社の話を蹴って、フリーランスの道を選んだわけですが、いざとなったらどうもあちらの様子がおかしい。

「養うとはいっても生活すべては見れないよ」とか

「毎月決まった額は援助できないよ」とか

「その家は自分のものなんだから自分でローン払いなよ」とか…


しまいには、「援助できない月もある」などと言い出して、そもそも「援助」ってなに?

「養う」って話だったじゃん??


みたいな感じで揉めに揉めて

「養ってくれるっていうから転職の話断ったんじゃん。こんなことなら転職してた方がよかったよ」

と言ったら

『最終的に決めたのは自分でしょ』

という言葉が返ってきて


確かにそれはそうなんだけど、私が決めたことではあるんだけど、なんか違うでしょ…

と腑に落ちなかった。


それが、傘泥棒の話で腑に落ちたのでした。


ずっと、私がおかしいこと言ってるの?という感じで、「自分で決めたんでしょ」という正論に気持ちが押しつぶされていた。


門司君の「俺には関係ない」というのは確かに正しいけど、そこにモヤっとしたたま子がいたから嬉しかった。

私もたま子と同じだって。


算数なら「1+1=2」っていうのが正解だけど、人の気持ちは「2」だけが正解なわけじゃない。

でも「1+1=2」なんだよ…って、押し付けられたのが悲しくて腹が立ってどうしようもなかった。


てことで、腑に落ちてすっきりはしたんだけど

これと傘泥棒の話は繋がるのか?


今回も「問題のあるレストラン」ガッツリ見てまた考えてみるわ。


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